期待応える成績残せた 弓岡監督退任会見 愛媛MP
愛媛マンダリンパイレーツ(MP)監督を今季限りで退任する弓岡敬二郎氏(58)が27日、愛媛県松山市東石井6丁目の球団事務所で記者会見した。
弓岡氏は2014年に愛媛MPの第4代監督に就任。「守りの野球」を掲げ、15年に球団初のリーグ総合優勝と「独立リーグ日本一」に導いた。16年もリーグ連覇となる総合優勝を成し遂げるなど、チーム変革のかじ取りを担ってきた。
来季からはNPB(日本野球機構)のオリックスに戻り、同球団が新設する「育成統括コーチ」に就任し、若手選手の指導やスカウトなどの活動をする。
弓岡氏は「長いようで短い3年間だった。期待に応える成績は残せた」と充実した表情で振り返る一方、3年間で選手にドラフト指名がなかったことについては「一番悔しいところで心残り。来季以降に成し遂げてもらいたい」と話した。